尾身氏の支部に百万円寄付/05年の衆院選公示前後
2009/02/07 06:06
尾身幸次元財務相(衆院比例北関東ブロック)が代表を務める自民党支部が2005年の衆院選の公示前後に、
国と契約を結んだ団体、企業から計100万円の献金を受けていたことが7日、分かった。尾身氏の事務所は共同通信の取材に対し「適正に受領している」と回答した。
公選法は、国と契約関係がある企業などが国政選挙に関し寄付するのを禁止している。
自民党群馬県第1選挙区支部が06年に提出した政治資金収支報告書などによると、
衆院選公示直前の05年8月22日に前川製作所(東京都江東区)が、公示翌日の8月31日に全国軽自動車協会連合会(東京都港区)が50万円ずつ寄付。
前川製作所は農林水産省と同年5月20日に「アグリバイオ実用化・産業化研究に係る委託事業」を、
同連合会は国土交通省北陸地方整備局と8月19日に「道路交通センサスOD調査抽出(軽自動車)業務」をそれぞれ、約1660万円と約100万円で随意契約により契約していた。
尾身元財務相の政党支部は03年の衆院選公示直後にも、国と契約を結んだ別の業者から100万円の献金を受けたことが昨年6月に判明している。
ソース
ttp://www.shikoku-np.co.jp/national/main/article.aspx?id=20090207000018