県融資の中小企業高度化資金20億円の回収のめどがつかないまま、一昨年7月に事実上倒産した奈良市杏町の肉骨粉等製造業「ヤマトハイミール食品協業組合」（奈良市杏町）に対し、
奈良地裁が県の第三者破産申し立てを受け、昨年12月に破産手続き開始を決定。
入札期間はきょう21日までで、27日に開札される。組合の負債総額は約48億円。
同社は昭和63年1月に飼料、油脂やドッグフードなどの製造業として設立。
民間調査会社などによると、ピーク時の平成元年3月期の売上高は7億円。
しかしその後業績は一進一退となり、周辺住民から悪臭など公害への苦情が相次いだことから、2年2月に県が無利子の構造改善高度化資金16億円を融資するなど、計20億円を貸付期間20年（うち3年据え置き）で貸し付けた。
組合は奈良市からも返済義務のない3億6500万円の利子補給金を受けている…
http://www.nara-np.co.jp/n_all/090121/all090121a.shtml ■参考
つ【
http://www.narachisai.com/ 】