制限を超える高さに産業廃棄物が山積みとなった、五條市西吉野町の処分場問題で、地元住民は隣に計画されている新しい処分場を許可しないよう県に求める訴えを、きょう、奈良地方裁判所に起こしました。
訴えを起こしたのは、五條市西吉野町奥谷区の住民14人などです。
訴えによりますと、住民らは、業者が地元に計画している産業廃棄物処分場について、県に設置を許可しないように求めています。
この業者がすでに設置している処分場では、廃棄物が制限を越えて、道路からおよそ30メートルの高さに積み上げられています。
この処分場をめぐっては、違法な部分を撤去することで和解が成立していますが、費用の10億円あまりは業者からほとんど支払われていないということです。
新しい処分場は、この処分場の隣に計画されているもので、住民らは「業者が不誠実な行為をする恐れがある」などとしています。
http://www.naratv.co.jp/miyomiyo/newsread.cgi ■参考
http://www.skblog.jp/300094502/?page_id=9