国内初　心肺同時移植　阪大病院が実施へ　[01/17]

　日本臓器移植ネットワークは17日、兵庫県災害医療センターで頭部外傷のため治療中の
30歳代の男性が16日、臓器移植法に基づく脳死と判定され、79例目の脳死臓器移植が
行われると発表した。心臓と肺を同じ患者に移植する初の「心肺同時移植」が実施される
見通しという。

　移植ネットによると、心肺同時移植を行うのは大阪大学病院で、肺疾患を伴う先天的な
重い心臓病の30歳代の男性患者に移植される予定。17日午後に摘出チームが臓器の
状態を最終判断した後、摘出した心臓と左右の肺を阪大病院に搬送。夜にも移植手術が
始まる見通し。

　ドナーの男性は昨年4月に健康保険証に臓器提供の意思を記載。16日に2回の判定を
経て脳死と判断され、家族も同意した。心臓と肺のほかには、肝臓を九州大学病院で、
腎臓を兵庫医大病院で移植するほか、膵臓（すいぞう）と腎臓の同時移植を東京女子医大
病院が行う。小腸は提供意思が示されていたが、該当者がいなかった。

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090117AT1G1701117012009.html

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　　　　　`'ー---‐´ ドナーさん　ありがとう

ご冥福をお祈りします。

しかし、健康保険証に書いとけばＯＫならば、俺もかいとくかな。

結果がしんぱいです

これは一生に一度の究極のボランティアです。

生きろ！

国内初の心肺同時移植成功＝３０代男性患者に−「容体は安定」・大阪大


　大阪大病院（大阪府吹田市）は１７日、脳死判定された男性から提供された心臓と両肺を
１人の患者に移植する国内初の心肺同時移植を行った。執刀に当たった心臓血管外科の
沢芳樹教授は「手術としては成功した。患者の容体は安定している」と述べた。

　手術は１７日午後３時半ごろに始まり、同１１時５０分ごろに終了した。心臓と両肺は
同５時２０分ごろ、同病院に到着した。

　移植手術を受けたのは３０代男性。肺高血圧症を伴う重い先天性心疾患
「アイゼンメンジャー症候群」で同病院に入院していた。

　心臓と両肺を同時に移植しなければ助からない患者は、この男性を含め日本臓器移植
ネットワークに４人登録されている。ただ日本は脳死移植自体が少ないため、すべての
条件が適合するドナーがこれまで現れず、２００３年の登録開始から５年以上たっての
１例目となった。

　移植された心臓と両肺は兵庫県災害医療センター（神戸市）で脳死と判定された
３０代男性から提供された。（2009/01/18-01:47）

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009011800020