進学塾ena、失職者100人採用 「貧者の一灯」 [12/17]

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 首都圏を中心に進学塾「ena」などを経営する学究社(東京都新宿区)は、「派遣切り」などで
仕事を失った人を対象に、臨時職員の募集を始める。10月以降に倒産や雇い止め、途中解雇
で失職した請負や派遣などの非正社員に限り、100人を採用する。雇用期間は12月24日から
最大4カ月で、近く説明会を開き、面接を経て採用する。

 受験シーズンを迎えて多忙な首都圏約100カ所の教室で、電話対応や受け付け業務などを
担ってもらう。給与は経験をふまえて決めるが、諸手当込みで月20万円程度を想定している。

 相次ぐ「派遣切り」報道に接した河端真一社長(57)が「仕事を失ったままクリスマスや正月を
迎える方々を知って忍びなく、出来る限りの支援をしたい」と発案。17日に臨時取締役会を開き
役員全員の賛同を得た。河端社長は「貧者の一灯でも、困った人に手を差し伸べる企業がある
ことを知ってほしい。生徒への教育的効果もあり、保護者や株主の理解も得られるはず。
支援の動きが広がってほしい」と話す。

 詳細は同社ホームページ(http://www.gakkyusha.com/)または03・5339・1211へ。

http://www.asahi.com/national/update/1217/TKY200812170362.html