【医療】滋賀県近江八幡市立総合医療センターPFI、初の契約解除 市の直営に 違約金20億円

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1危機φ ★
病院PFI、初の契約解除 近江八幡市、違約金20億円
2008年12月14日

 公共施設の建設や運営に民間の資本や経営手法を活用するPFI方式を採用した
滋賀県近江八幡市立総合医療センターについて、同市は違約金約20億円を支払ったうえで、
民間会社とのPFI契約を来年3月末で解除する方針を決めた。
06年の開院以来、赤字が続いており、直営に戻した方がいいと判断した。
開会中の市議会に関連議案を提案する。
PFI方式の病院は計画中も含め全国に11(今年1月現在)あるが、契約解除は初めて。

 違約金は、病院建物を建設して所有する、大手ゼネコン「大林組」出資の特別目的会社(SPC)に支払う。
約20億円の内訳は、SPCの逸失利益や、建物の建設資金を融資した金融機関への損失補償など。
市は、うち約16億円を財政調整基金を取り崩して支払い、
残る約4億円はSPCにすでに払った建物修繕費の未使用分を充てる。

 センターは前身の市民病院の老朽化に伴い、06年10月に新築移転して開院した。
経営効率を上げると同時にサービスを向上させるとして、PFI方式を全国で初めて設計から運営まで採用。
SPCと06年に30年間の長期契約を結び、市は患者が払う医療費などの収入を得る一方、
SPCに給食や検体検査など医療以外の病院運営費を払う形にした。

 ところが、外来患者数は想定の6割に、9割を超すとみていた病床利用率も8割ほどにとどまった。
センターの収益が予想を大きく下回る一方で、契約に基づいて市がSPCに支払う額は固定化されているため、
07年度には約27億6千万円の赤字を計上した。

 市は今後27年間、契約通りにPFI方式を続けるより、契約を解除して直営にした方が、
負担が約110億円軽くなると試算した。(日比野容子、中村憲一)

http://www.asahi.com/health/news/OSK200812130081.html
2Ψ:2008/12/15(月) 18:23:30 ID:hft1Zy5v0
お役所仕事の殿様商売の方が民間方式よりもうまく回るなんて皮肉もいいところだな。
3Ψ:2008/12/15(月) 18:27:23 ID:Pg8uiah20
>契約に基づいて市がSPCに支払う額は固定化されているため

これが問題だろ。
最初っから食い物にされてたんじゃないのか。
4Ψ:2008/12/15(月) 18:46:08 ID:7Qoo77270
医療センターになってすさまじく利用しにくくなった
医者の紹介がなければほぼ門前払い
こんな病院は不要
5Ψ:2008/12/15(月) 19:06:59 ID:Nbxtm+fz0
ところで誰がこんな美味しい筋書きを書いたんですか?
6Ψ:2008/12/15(月) 23:01:52 ID:s6NLy0o90
大林組か
7Ψ
そのとおり。前市長のゴヘエとつるんどる。間違いない。