昭和シェル石油と出光興産は28日、原油価格の急落を踏まえ、ガソリンなどの
卸価格を12月1日以降、値下げすると発表した。
昭和シェルは、石油製品の卸価格を11月より1リットルあたり11・6円値下げする。
出光興産は1〜7日の全国平均のガソリン卸価格を、前週(11月24〜30日)比で
同3・6円引き下げる。
値下げは、卸価格を毎月見直している昭和シェルが4か月連続、毎週改定している
出光は9週連続となる。
出光は灯油も1・5円、軽油は2・6円それぞれ引き下げる。
石油情報センターによると、11月25日時点の全国のレギュラーガソリン平均店頭
価格は1リットル=127・9円。8月4日時点で最高値(185・1円)を記録した後、
16週連続で下落しており、12月も値下がり傾向が続きそうだ。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081128-OYT1T00543.htm