佐賀県警佐賀署の交番所長を務める50歳代の男性警部補が7月と8月の2回、交番で
部下の20歳代の女性巡査に拳銃を向け、「撃つぞ」などと脅していたことが分かった。
警部補は事実関係を認めているが、2回目の後、「病気療養」を理由に佐賀市内の病院に
入院している。堤哲男・首席監察官は「事情聴取しておらず、なぜ拳銃を向けたのか分から
ない」とし、病院で精神的な疾患の有無などを調べているとしている。
首席監察官によると、1回目の後、県警は警部補を懲戒処分にせず、上司が口頭で注意
しただけだった。女性巡査は通常通り勤務しているという。県警警務部幹部は「責任能力や
事実関係をきちんと調査して(懲戒処分や逮捕事由に当たるなら)厳しく対処する」と話して
いる。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081107-OYT1T00017.htm