25日午後1時30分ごろ、羽島市桑原町午南の総合建築物解体・産廃処理会社
「鈴木組」の中間処理施設羽島リサイクルパークの再生工場で、破砕したごみの中
に紙幣の切れ端や硬貨が混入しているのを作業員が発見、岐阜羽島署に通報した。
切れ端は1万円札などの2679片あった。同署は、混入の経緯などを調べている。
調べでは、見つかった切れ端は1万円札が2637片、5000円札が2片、1000円
札が40片。ただ、このうち左上端だけを数えると1万円札が683片、5000円札が2片、
1000円札が12片あり、少なくとも685万円余の札が存在した可能性がある。硬貨も
1円から500円まで11枚計1377円分が見つかった。同署は拾得物として扱う。
工場は同日午前8時から稼働、紙幣片などは、破砕機にかけられた産廃をベルト
コンベヤー上で仕分けしていた作業員が発見した。当時は19人が選別などに従事、
金庫のような大型の金属くずは、破砕機に送り込む前に除去していたという。同日は
午前10時までに東海4県などからの運搬車両12台が木くずや鉄くず、プラスチック
などの産廃計79立方メートル余を搬入しており同署はこの中に現金が含まれていた
可能性が高いとみて調べている。
▽ソース:岐阜新聞 (2008/10/26 10:16)
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20081026/200810261016_6215.shtml ▽1万円札などの切れ端の画像
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20081026/200810261016_6215.jpg