入院中だった6歳の息子に病室内で暴行してけがを負わせた疑いが強まったとして、
京都府警は21日にも、傷害容疑で京都府宇治市内の女(30)を逮捕する方針を固めた。
女は昨年から、男児に熱湯を無理やり飲ませるなどの行為を繰り返していたとみられており
府警は虐待の実態解明を進める。
調べなどによると、女は息子が大阪府高槻市内の病院に入院していた今年2月ごろ、
病室内で殴るけるの暴力をふるい、約1週間のけがを負わせた疑い。
宇治市は昨年9月ごろ、女が男児を虐待している疑いがあることを把握し、市の担当者や
児童相談所、警察などで情報を共有していた。府警は今年5月、宇治児童相談所からの
告発を受けて捜査を進めていた。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081021/crm0810210806004-n1.htm 息子虐待、入院、病室でも虐待…30歳母親を逮捕
京都府宇治市の母親が、6歳男児の入院先で男児に暴行を加えてけがを負わせたとして
京都府警は21日、傷害容疑で、同市内の専門学校生の女(30)を逮捕した。女は昨年来、
男児に熱湯を無理やり飲ませて完治困難なほどの重症を負わせるなど虐待行為を繰り返し
ていたとみられており、府警は実態解明を進める。
調べでは、女は今年2〜3月、当時5歳だった男児が入院していた大阪府高槻市内の病院
で、男児に殴るけるの暴行を加え、全治約1週間のけがをさせた疑い。
男児は、昨年11月には熱湯を飲まされ、そのために入院していたとみられており、府警は
動機や犯行状況などを詳しく調べる。
宇治市は昨年9月ごろ、女が男児を虐待している疑いがあることを把握。府警は今年5月、
府宇治児童相談所からの告発を受けて捜査を進めていた。男児には兄弟もいたが、女は
男児だけに虐待していたとみられるという。
同市は「何とか虐待を防げなかったのかという思いはあるが、単純に母子を引き離せば
いいという問題でもなく、対応に苦慮している」としている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081021/crm0810210935006-n1.htm