熊本の社会保険事務所 年金相談に不適切対応 [10/07]

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 社会保険庁が年金記録確認のために送付している「ねんきん特別便」をめぐり、熊本県
玉名市の玉名社会保険事務所職員が、記録漏れの相談に来た同県南関町の女性(49)に
対し、事実関係を確認しないまま「記録漏れはない」と社会保険庁に返答するよう促す不適
切な対応をしていたことが7日、分かった。

 本来は「漏れあり」と返答し、記録の照会をしなければならないケースだった。同事務所は
「職員の認識不足が原因。同じ過ちがないよう徹底したい」としている。

 同事務所によると、女性は1日、9月末に届いた特別便に農林漁業団体職員共済組合の
年金加入記録が抜けているとして相談に訪れた。職員は上司の判断を仰いだ上で「共済
年金についてはここでは分からない」などと説明し、「漏れなし」と返答するよう促した。

 同組合の共済年金は平成14年に厚生年金と統合され、現在は統合前の記録の移管作業
中。記録漏れの申告があったときは「漏れあり」と返答してもらい、社会保険庁が同組合に
記録の照会を行うのが通常の対応という。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081007/crm0810071233016-n1.htm