〜田川一郎さんと猫たち 変化に富んだ姿心通じ合う喜び〜
★ウズ(メス 推定10歳) 海(オス 9歳) ビビ(メス 年齢不明)
テレビプロデューサーの傍ら、郷里の山口県でブルーベリー栽培をする田川一郎さん。
東京の自宅には「ウズ」と「海(かい)」がいる。山口にも「ビビ」という猫がいたが、
現在行方不明中だ。
「海とウズは家猫ですが、ビビのほうはもともと自然の中で暮らしてきました。どこか
で元気でいると思いますが、やはり心配ですね」
ほかにも田川さんのブログは、近所で知り合った猫たちでいっぱいだ。こんなに猫好き
なのに、以前は犬派だったという。
「プードルとシェルティがいましたが、二匹が同じ年に死んでしまいました。すると、
庭にノラ猫が来るようになったんです」
やがて外猫の一匹が、三匹の子猫を産んだ。その子育ての様子を見ているうちに、すっ
かり猫にはまってしまったという。「母猫が子猫をくわえて運ぶ姿、子猫がひもにじゃれ
る姿、なんて変化に富んで面白いのかと」
子猫たちは引き取り手に譲り、母猫は飼うことにした。渦巻き模様なのでウズに。
「なかなかなつかなくて、病院に連れていく時は息子と二人がかりで網で捕まえました。
最近やっと家内のひざにのったりしています」
その後、奥さんが故郷の鳥取県の海の近くで拾った海も加わり、田川さん一家は猫派に
転身した。ビビとの出会いは五年ほど前のことだ。
田川さんはブルーベリー農園で、一年の三分の一を過ごすが、ビビはその農園の近くの
大工さんが面倒を見ていた猫だった。やがて大工さんが亡くなり、田川さんがえさをやる
ようになった。ビビはブルーベリー(頭文字BB)から。
「散歩に行くぞ」と言えばしっぽをピンと立ててついてくるし、「寝よう」と言えば隣
に寄り添う。ビビはまさに田川さんの農園生活のパートナーとなった。「猫とこんなに心
が通じ合うのかと。それは幸せな日々でした」
(後略)
画像:
http://www.chunichi.co.jp/article/living/pet/images/PK2008100102100135_size0.jpg 記事の引用元:
http://www.chunichi.co.jp/article/living/pet/CK2008100102000219.html