北京五輪の競泳日本代表、北島康介は11日、男子100メートル平泳ぎ決勝で世界新記録
での優勝を果たし、2大会連続金メダルを獲得した。
準決勝まで北島を上回る好成績を挙げていたアレクサンドル・ダーレオーエン(ノルウェー)
や宿敵ブレンダン・ハンセン(米国)を破り、予告通り国家水泳センターのセンターポールに
日の丸を掲げた。
世界新で金メダルを決めた直後のテレビインタビューで、北島は「うれしい。すいません、
何にも言えない。本当に金メダル取れてよかった。アテネのとき以上に気持ちいい」と、
涙で言葉を詰まらせながら語った。さらに「記録も、優勝もできたので本当に満足。
この後200メートルもあるので頑張る」と大会2冠に向けて強い意気込みを示した。
http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPJAPAN-33184220080811