米グーグルは米航空宇宙局(NASA)がシリコンバレーに持つ敷地内に新社屋を建設する
。研究開発拠点やオフィスビルなどを備える巨大施設になる見通しで、2013年秋までに建設
を始める。グーグルとNASAは先端分野の研究開発などで協力済みで、社屋建設は「その
一環」(グーグル)という。
カリフォルニア州マウンテンビュー市にあるNASAエイムズ研究センター敷地内の約17
ヘクタールをグーグルが賃借し、オフィスのほか、フィットネス施設や社員食堂、託児所など
を建設する。グーグルが同地のすぐ近くに構える本社ビル群には現在、約8000人の従業員
が勤務する。新社屋完成で本社ビル群の延べ床面積は現状の1.5倍以上に拡大する予定で
、将来の人員増に備える。
グーグルとNASAは05年にコンピューターなど先端分野の研究開発協力で合意。
研究施設建設も進めることで一致していたが、詳細は明らかにしていなかった。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080606AT2M0503B06062008.html