http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080317200024&cid=main 熊本市の私立高校女子運動部の部員に性的暴行を加えたなどとして、女性暴行や強制わいせつ
などの罪に問われた元外部コーチの無職小原孝昭被告(57)=同市花園三丁目=の判決公判が
十七日、熊本地裁であり、野島秀夫裁判長は「部内で絶対的地位にある被告が、部員の弱みにつけ
込んだ犯行」と述べ、懲役十一年(求刑懲役十二年)を言い渡した。
弁護側は判決を不服として同日、控訴した。
判決によると、小原被告は同校でコーチをしていた二〇〇六年三月から四月にかけ、遠征で訪れた
広島県や大分県内の宿泊先で、女子部員一人にわいせつな行為や乱暴をするなどした。
また別の部員四人に対して、顔を殴るなどの暴行を加え、うち一人に約一週間のけがを負わせた。