19日夜、シンガポールで行われた日本とASEAN=東南アジア諸国連
合の経済担当相会合で、工業製品や農産品にかかる関税を互いに撤廃
することなどを柱とした「経済連携協定」の交渉が妥結しました。日本と
ASEANの経済担当相会合は日本時間の19日夜、甘利経済産業大臣
が出席してシンガポールで行われ、貿易の自由化を柱とした「経済連携
協定」を締結することで妥結しました。これにより、日本は、米や乳製品な
どを除き、ASEANからの輸入額で93%以上に当たる品目について、一
方、ASEANは、インドネシアやマレーシアなど6か国は今後10年以内
に、ベトナムは今後15年以内に、日本からの輸入品のうち90%以上に
ついて、それぞれ関税を撤廃することが決まりました。NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/11/19/d20071119000131.html