政府の青少年育成推進本部(本部長・福田康夫首相)は6日、インター
ネット上の有害情報のはんらんやニートの増加など若者を取り巻く社会環
境の変化に対応するため、03年に策定した「青少年育成施策大綱」を見
直すことを決めた。08年6月までに骨子案をまとめ、同年中に新大綱を決
定する。
新大綱では
(1)フリーターやニートの若者の自立支援
(2)いじめや児童虐待の防止
(3)わいせつ画像や自殺・犯罪につながるサイトなどネット上の有害情報規制
−−などについて、重点的に対策を盛り込む方針。首相は推進本部の会
合で「青少年が社会の一員として自立し、社会全体が青少年の育成に取
り組むことは『自立と共生』の考え方に沿うものだ」と述べた。
Yahoo!マイニチ 石川貴教
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071106-00000075-mai-pol