230点2000万円相当
十六日午前十時ごろ、龍ケ崎市二七三三の貴金属店「マスド時計店」
で、店内の陳列棚から宝石や高級腕時計など約二百三十点(約二千万
円相当)が盗まれているのを、店主の益戸章夫さん(39)が発見、竜ケ崎
署に届け出た。
店舗東側のドアがバールのようなものでこじ開けられ、鍵も壊されてい
た。同署で窃盗事件として調べている。
調べでは、盗まれたのは指輪やネックレスなど約二百点のほか、ロレッ
クスなどの高級腕時計約三十点。店内にあったガラス張りの陳列棚七つ
はいずれも壊され、ほぼすべての商品が盗まれていた。店内外に防犯カ
メラはなかった。
益戸さんは同日午前一時半ごろ、店内での作業を終え、棟続きとなって
いる店舗北側の自宅で就寝した。開店準備のため店内に入ったところ、
被害に気付いた。自宅には家族四人もいたが、物音には気付かなかった
という。
現場は龍ケ崎市の旧市街地「砂町商店街」の一角。近隣の店舗の多く
が既に廃業し、夜間の人通りも少ないという。茨城新聞
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/daily03.htm