県教育庁は、県内の小学4年から中学3年までを対象とした19年度学
習状況調査の速報をまとめた。教科ごとに難易度などを勘案し達成基準
として設けた「設定正答率」に対し、平均で小学生がほぼ上回った半面、
中学生は下回った学年・教科が半数を超えた。中でも中学2、3年の数
学、理科の落ち込みが目立ち、学年が進むにつれて理数科目を苦手とす
る傾向が浮き彫りになった。
同調査は7月に小学校、中学校それぞれ一斉に実施した。小学校4、5
年が国語、算数、理科の3教科。同6年と中学校1年が国語、算数・数
学、理科、社会の4教科で、中学2、3年は英語を加えた5教科。設定正
答率は、小学校が70・5―75・0%、中学校は70・0―73・3%で、前後
10ポイントまでは「おおむね満足」の範囲内としている。サキガケonTheWeb
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20071017k