将棋の中原誠永世十段が、27日の対局で勝ち、通算1300勝を達成し
ました。現役の棋士では最多で、歴代でも大山康晴十五世名人に次いで
2人目です。
中原永世十段は、27日、東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われた王位戦
の予選の対局で、佐藤紳哉六段を下し、通算1300勝を達成しました。中
原永世十段は、昭和40年にプロ棋士となり、43年に初めてのタイトルを
獲得、53年には五冠になるなど将棋界を代表する棋士として活躍し、十
六世名人の資格も持っています。最近は将棋連盟の役員を務めるなどし
て、対局の数は減っており、ことしは9戦して5勝となりました。1300勝
は、現役の棋士では最多、歴代でも大山康晴十五世名人に次いで2人
目です。中原永世十段は「今後もまだまだ将棋を指し続けて勝ちを増や
し、優勝やタイトルを狙っていきたい」と話しています。NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/28/d20070927000160.html