馬インフルエンザの影響で先週中止となった日本中央競馬会(JRA)の
レースが25日再開され、北九州市小倉南区の小倉競馬場でも馬群の駆
け抜ける重低音と、来場者の熱のこもった声援がターフに戻った。
2週間ぶりのレースに同競馬場は開門前から待ち切れないファン約
230人が列をつくり、午前9時の開門と同時に場内へ。天候にも恵まれ、
関東から駆けつけた人やリュックを背負った家族連れも見られた。
同市小倉北区の会社員、川村幸二さん(50)は「ファンとして開催はう
れしい。今日は1日楽しみたい」と話した。一方で、馬インフルエンザは完
全には終息しておらず「早急な再開には疑問」との声も聞かれた。
同競馬場では、出走を希望した405頭を23日に検査。馬インフルエン
ザの陽性反応が出た18頭を除き、25、26日の出走予定馬約330頭を
決めた。goo西日本新聞朝刊
http://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/nation/20070826_evn_005-nnp.html