群馬知事に新人・大沢氏
任期満了に伴う群馬県知事選は二十二日投開票され、自民党公認で
新人の元県会議長大沢正明氏(61)=公明推薦=が、五選を目指した
無所属現職の小寺弘之氏(66)らを破り、初当選した。
多選の是非を最大の焦点に、四選までは共産を除く各党派が相乗りし
て推薦した経緯がある小寺氏と、知事選では全国で十一年ぶりに自民
党が公認候補とした大沢氏が、正面からぶつかる保守分裂の激戦と
なった。
大沢氏は自民党の国会議員や県議を総動員。公明党の推薦も受け、
国政選挙並みの組織戦を展開して支持を広げた。小寺氏は四期十六年
の実績と知名度を強調して自民党の一部や労働組合、業界団体など幅
広く支持を訴えたが及ばなかった。東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007072302034908.html