5日午前9時20分ごろ、横浜市南区高根町の阪東橋公園で、ブランコの鋼鉄製の支柱が
根元から折れ、乗っていた近くの市立小学2年の女児2人と男児1人(いずれも7歳)が頭や
手足を打ち、1週間の軽傷を負った。
神奈川県警南署は、同市の安全管理に問題がなかったか調べている。
同市南土木事務所によると、折れた支柱は高さ3メートル32、一辺12・5センチの四角柱。
ブランコは支柱から両側にのびたアーム部分にそれぞれ取り付けられており、事故当時、
児童2人ずつがブランコに乗って遊んでいたが、うち男児1人は飛び降りてけがはなかった。
ブランコは東京都杉並区のメーカー製で、1991年3月に設置。折れた部分には腐食防止
用テープが巻いてあったが、内部がさびて腐食していた。南土木事務所が6月13日の定期
点検で、テープの上からハンマーでたたいて内部の状態を調べるマニュアル通りの点検を
怠っていたという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070705i314.htm