新規開店時に納入業者に手伝いを強要したなどとして、独禁法違反
(優越的地位の乱用)で公正取引委員会に排除勧告を受け、審判で争っ
ていた大手ディスカウント店ドン・キホーテ(東京)が一転して勧告を受け
入れ、22日、同意審決を受けた。
同社は「今後は法令順守に努めたい」などとしている。
審決によると、同社は納入業者に対する優越的な地位を利用。2003
年以降、日用雑貨や電気製品などの納入業者に従業員を派遣させ、新
規開店時の商品陳列作業を手伝わせたり、取引金額に応じて協賛金を
支払わせたりしていた。
同社は05年3月に排除勧告を受けたが、「派遣を前提に取引先と契約
している」と主張し受け入れを拒否していた。共同通信シナニュース
http://www.47news.jp/CN/200706/CN2007062201000712.html