韓国の聯合ニュースは16日、4月25日に平壌で行われた北朝鮮の朝鮮人民軍創建
75周年記念パレードで初公開された新型ミサイルについて、ワシントンの軍事筋の話と
して、北朝鮮がイランで発射実験をしたとの情報を米韓の軍情報当局が入手し、事実か
どうかの確認作業中だと報じた。
同筋によれば、このミサイルは旧ソ連が開発した潜水艦発射ミサイルSSN―6を改造
したもので、射程2500〜4000キロの中距離弾道ミサイル。米情報当局が、ミサイルの
配備された場所の地名から、「ムスダン」と命名したものだ。
同筋は、北朝鮮は国内で一度も同ミサイルの発射実験を行っていないとした上で、
「その代わり、北朝鮮がイランで発射実験を行ったとの情報を入手し、関連国の情報
当局がこれを追跡していると承知している」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070516i104.htm