自民、公明両党は28日の与党政策責任者会議で、映画館で上映中
の映画の撮影や録音を禁じる「映画盗撮防止法案」(仮称)を了承した。
野党と調整した上で議員立法として今国会に提出、成立を目指す。
映画の海賊版DVDの横行を防ぐのが狙い。法案は、許可なく映画を撮
影することに対し、罰則として、10年以下の懲役か1000万円以下の罰
金を設けている。
ただ、国内で最初の上映から8か月経過すると適用されない。
現行の著作権法は、個人で楽しむ「私的使用」の場合は複製を認めて
いるため、映画をビデオカメラで撮影するだけでは犯罪にならなかった。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070328-00000111-yom-pol