嘉手納でＰＡＣ３を公開　在日米陸軍、国内初配備

　在日米陸軍は９日、米軍嘉手納基地（沖縄県嘉手納町など）に国内で初めて配備された
最新鋭の地対空誘導弾パトリオット（ＰＡＣ３）ミサイルを報道陣に公開した。

　陸軍によると、ミサイルはＰＡＣ３とＰＡＣ２の混成で、２４基の発射台が配備された。
昨年１２月末に一部運用を開始、ミサイル迎撃能力が整ったという。

　これまでに米テキサス州から隊員約５００人が嘉手納基地に到着、即応性を高めるため
敵のミサイルを捕捉するレーダーや発射台を車両で動かし設営する訓練を行っている。
残りの隊員約１００人も到着する３月末に全面運用を開始するという。

　日米両政府は昨年７月、ＰＡＣ３の嘉手納基地配備を発表。昨年９月３０日から装備品を
沖縄本島に陸揚げし、運用の準備を進めてきた。

　嘉手納町など地元自治体からは「基地機能の強化だ」と反発の声も上がっている。

http://www.47news.jp/CN/200702/CN2007020901000528.html
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