滋賀県警甲賀署は4日夜、散弾銃1丁と実弾約500発を車のトランクに積んでいた
滋賀文化短期大学助教授武村俊一容疑者(44)(滋賀県湖南市夏見)を、銃刀法違反
(保管義務違反)などの現行犯で逮捕した。武村容疑者は、武村正義・元蔵相の長男で、
調べに対し、「3日に射撃練習場に行って、そのまま車に積んでいた」と供述しているという。
調べでは、武村容疑者は4日午後5時ごろ、甲賀市内の自動車用品店で、ステッカーや
電球のソケットなど計3点(時価約9000円)を万引きしたのを店員に見つかった。通報で
駆けつけた同署員が同店駐車場に止めていた車のトランクから散弾銃などを発見した。
所持の許可は得ていたという。同署は、窃盗容疑でも書類送検する方針。
武村容疑者は1993年に同大学に事務職員として就職。助手を経て約2年前に助教授に
なったという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070205i503.htm