カバンなどに隠されている爆発物や麻薬を電波によって検知する技術を、大阪大と物質・
材料研究機構(茨城県つくば市)のグループが開発した。地雷探査や空港での手荷物検査
に応用でき、試験機を作って実用化を目指している。
物質に含まれる窒素に電波を当てると、周囲にある他の元素の影響を受けて波長の
異なる電波が生じる。
TNTなどの爆薬、コカインやヘロインといった麻薬から出る電波には固有の波長がある
ので、これをキャッチできれば、物質名が特定できる。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070204i301.htm