大阪府箕面市の大学女子寮に侵入し、女性の下着姿の写真を撮ったとして
強制わいせつ容疑で大阪府警に逮捕された会社員の男(21)が、軍手で女性
の口をふさぐ手口で昨年、連続約40件の強制わいせつ事件を起こしたと供述
したことが3日、分かった。
口ふさぎ事件の現場は男が住む大阪府豊中市内がほとんどで、防犯カメラに
写った犯人と男が酷似。府警は若い女性ばかりを狙い、犯行を繰り返したとみて
裏付けを急ぐ。
調べでは、男は昨年12月27日未明、女子寮に侵入。寝ていた女子大生の
パジャマをはさみで切り、下着姿を携帯電話のカメラで撮影し、体を触った疑い。
女子大生が気づくと男は逃走。箕面署員らが間もなく大阪府吹田市で男の
乗った車を発見、容疑を認めたため逮捕した。
口ふさぎ事件は昨年1〜11月、豊中市の路上や団地の階段踊り場で発生。
10〜20代の女性が背後から襲われ胸などを触られた。被害届が10数件出
ていた。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/02/04/03.html