富士山を囲む静岡県と山梨県の5市4町3村の車を対象にした「富士山ナンバー」が
08年秋にも実現する見通しになった。
県境をまたいで複数の運輸支局の管内になるため、これまで認められなかったが、
国土交通省は「関係省庁との調整にめどがついた」として、自動車登録規則などを
改正し、導入を可能にする。県境をまたぐ初のご当地ナンバーになる。
対象となるのは、静岡県御殿場市や裾野市、富士市など4市2町の約27万台と
山梨県富士吉田市、富士河口湖町など1市2町3村の約5万台。
静岡県側、山梨県側はともに富士山ナンバー創設を求めて国に働きかけてきたが、
「仙台」や「伊豆」が選ばれた05年7月の第1回の採択では、「二つの県にまたがる」
ことを理由に不採択となった。
ご当地ナンバーは昨年17地域で始まり、今月13日、18地域目になる「つくばナンバー」
が導入される。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2007020203770.html