日本の東北新幹線「はやて」をベースとした中国のCRH2型高速旅客列車(通称「弾丸」)
が28日、在来線の上海―杭州(浙江省)、上海―南京(江蘇省)両区間で運行を始めた。
中国大陸での新幹線型車両による営業運転は初めて。
当面は従来の列車と同じ最高時速160キロで走るが、4月のダイヤ改正後、全国の在来
線高速化のために本格投入され、最高時速200―250キロにアップする予定。中国政府は
北京―上海間の高速鉄道を年内に着工する方針で、高速化に向けた重要な一歩となる。
この日の運転は、上海南駅―杭州駅(171キロ)間が5往復半、上海駅―南京駅(303
キロ)間が2往復で、運賃は、それぞれ2等車が44元(約660円)、72元(約1080円)。
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20070128010.html