保護観察所で寄付金数十万円を独自管理、不明朗会計　神戸・大阪

　神戸、大阪の保護観察所が、退任した保護司らから受けた数十万円の寄付金を法務省に
報告せず、不明朗な独自会計をしていたことがわかった。

　「処遇経費」と呼ばれ、刑務所を出所するなどした保護観察の対象者の食事代やタクシー
代などに使われたという。保護観察所側は「国費で賄えない公務で必要な経費に使っており
問題はない」と強調するが、法務省は「保護観察所が直接寄付金を受け取るのは手続き上
問題があり、不明朗な点があれば指導する」としている。

　神戸保護観察所によると保護司らから直接受け取った寄付金は過去５年間で計２０万円。
受勲した保護司らで作る任意団体「兵庫県更生保護綬勲会」からも毎年５万円、計２５万円
の寄付を受けた。総務課長が専用帳簿に収支を記載、年度末に所長に報告するが、法務省
へは知らせず、監査の対象にもなっていないという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061022i102.htm

　今年度は、少年院を退院した少年らに贈った図書カード代、対象者が観察所を訪問した際
の食事代、教材ソフトのダビング用ＤＶＤ購入費など、９件、計約２万３０００円が支出され、
残金は約１７万円という。

　大阪保護観察所でも、毎年数十万円の寄付金が、対象者のタクシー代などに使われたと
いう。

　関係者によると、対象者の食事代は１食あたり４５０円しか支給されず、対象者に渡す服や
下着などの購入費用はほとんど国から支出されないといい、「予算内で賄うために対象者に
厳しい態度を取って、事件を起こされたら」と話す。別の関係者も「処遇経費がなければ、業
務がスムーズに行われない。寄付金はあくまでも善意で、強制したことはない」とする。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061022i102.htm

また寄付金詐欺か！！！！！！

佐賀県

>対象者が観察所を訪問した際の食事代

問題は便乗してただ食いしたやつがいなかったかと言うこと