イタリアの表彰式が始まるとフランスは早々にロッカールームへと引き上げていった。
昨年のW杯欧州予選、1次リーグG組での苦戦から立ち直って2度目の栄冠を目指した元王者の挑戦は、あと一歩、及ばなかった無念さだけが残った。
試合の流れはフランスにあった。持ち前の堅い守りでイタリアの攻撃力を封じた。
サニョルとアビダルの両サイドバックは、相手の突破にふたをして、ビエラとマケレレの守備的MFもトッティを無力化した。
イタリアが後半10分に、一気に交代カードを2枚切って攻勢に出てきても、鉄壁の守りは揺らぐことなく、120分間でイタリアにシュート5本しか打たせなかった。
ドメネク監督は「非常にがっかりした。計画通りに進んでいたのだが」と失望を隠せなかった。
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