東京女子医大は6日、昨年、国内で初めて開発された補助人工心臓を
植え込んだ患者2人の経過が良好で、近く退院できる見通しとなったと
発表した。
この補助人工心臓「エバハート」は、海外メーカーの製品に比べて小型
軽量なのが特徴で、体内に植えるポンプ部分のサイズや重量は半分以
下。海外製が体重70キロ程度以上の大柄な患者に対してしか使えな
かったのに対して、体重40キロ強の患者まで広く使うことができるのが
特徴だ。移植医療で臓器提供者不足が課題となっている日本では、将
来的に臓器移植に変わりうる医療技術として期待されている。
小型スーツケースに納められた体外の制御部やバッテリーの重量も4
キロ程度と軽く、8〜10時間の外出まで可能だという。Yahoo! YOL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060206-00000413-yom-soci