去年1年間の農水産物の輸出額は、「りんご」や「かつお」などの輸出が
大きく伸びたことから、前の年よりも12%あまり増加して、19年ぶりに
3000億円を超え、去年から官民あげて取り組んでいる輸出の促進策の
効果が現れた形となりました。農林水産省によりますと、去年1年間の農
水産物の輸出額は、前の年よりも12.1%増えて3311億円となり、昭
和61年以来、19年ぶりに3000億円を上回りました。特に輸出が伸び
ている品目を見てみますと、
▽「りんご」が、贈答品として人気が高い台湾向けが伸びたことから前の
年の1.8倍の53億円あまり、
▽欧米やアジアで人気が出ている「緑茶」が、1.25倍の21億円あまり
となりました。また、水産物では
▽「かつお」が、缶詰の加工用としてタイ向けの需要が増加したことから
6.6倍の75億円あまり、
▽中国向けが伸びている「さけ」と「ます」が、合わせて1.6倍の147億
円となりました。NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/02/01/d20060201000006.html