【人民弾圧】天安門で失脚の趙元総書記一周忌、自宅前の市民数十人を連行

１９８９年の天安門事件で失脚した趙紫陽・元中国共産党総書記の一
周忌に当たる１７日午前、中国当局は、北京中心部にある趙氏の自
宅前で市民数十人を拘束し、小型バスで連行した。
　現場周辺には１００人近い警察官や私服警官が投入され、報道関係
者も一時拘束されるなど混乱した。
　趙氏の遺骨は、指導者の遺骨が納められる北京郊外の八宝山革命
公墓特別室への安置が許されず、家族が自宅に安置している。
　趙氏の家族は１７日、自宅で、身内を中心にした追悼会を計画、一般の
追悼客も歓迎するとしていた。関係者と見られる訪問者は花束を抱え、
自宅に入ったが、一般客については、警官が玄関に入るのを阻止した。
　香港紙によると、当局は、趙氏の追悼集会を呼びかけた活動家や支
援者らも拘束している。Yahoo!　YOL　【北京＝竹腰雅彦】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060117-00000214-yom-int

中国共産党は昨年１１月、８７年に失脚し、天安門事件前に死去した
胡耀邦元総書記の生誕９０周年記念行事を行った。国民の党離れに
苦慮する胡錦濤政権が、胡耀邦人気を政権浮揚に利用したとの見方
が一般的だ。
　だが、趙氏の場合、江沢民前政権の発足につながった天安門事件が
失脚の原因となっただけに、その再評価は当面、不可能だ。
　まして、現在は、政権内部の腐敗や所得格差への不満が広がり、民衆
暴動も続発している。「社会の安定」のために、胡錦濤政権は、元総書記
追悼の動きまで、完全に封じようとしている。

連行した人々は警察がおいしく頂きました。

南無阿弥陀仏

やすらかに

♪我愛北京天安門　天安門上太陽昇．．．