調査会社eMarketerが5月23日発表した統計によると
ブロードバンドが最も普及している国は韓国が依然トップで普及率73%だった。
利用世帯数では米国が3430万で首位だが、近いうちに中国に抜かれると予想している。
韓国に次いでブロードバンドの世帯普及率が高い国・地域は香港(59.1%)、台湾(50.8%)
カナダ(42.7%)、オランダ(41.3%)の順で、日本は6位の38.6%だった。
米国は普及率でみると29.9%で11位。中国は6.5%で24位にとどまっているが
利用世帯数は2002年の400万から2004年には2300万へと過去2年で激増したとeMarketerは指摘。
過去10年の持続的な経済成長によって中国では通信インフラへの集中投資が可能になり
主要都市でブロードバンドが広範に普及したと解説している。
今後2008年にかけてはアジア太平洋地域が中国の伸びに支えられて西欧と北米を上回るペースで成長すると予想。
2008年の利用世帯数はアジア太平洋地域が1億4580万(2004年は5880万)、西欧7930万(同3410万)
ラテンアメリカ990万(同340万)、北米7690万(3960万)になると予想している。
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