ゴジラが“今季初4番”で相手投手をビビらせた。ヤンキースの松井秀喜外野手
(30)が、紅白戦に主力組の『4番・左翼』で先発出場。1打数無安打だった
が、一回二死一塁で前中日のマーク・バルデス投手(33)から四球を選び、ヤ
軍の主砲の貫禄(かんろく)をまざまざと見せ付けた。
打席から約18メートル離れたマウンドに向け、松井秀は全身からオーラを発
していた。巨人時代とは明らかに違う迫力。紅白戦で対戦したバルデスは、マ
ウンド上で完全にビビり上がっていた。
「マツイは体が大きくなっていたね。巨人のユニホームよりピンストライプの方
が似合うよ。スイングもコンパクトに速くなっていたね。チョット、コワカッタヨ…」
試合終了後、レジェンズフィールドの通路を引き揚げるバルデスの片言の日
本語が、恐怖で震えていた。阪神、中日に3年間在籍した右腕。ヤ軍の紅白戦
第2戦で、控え組の先発として主力組の4番と対戦したが、役者が違ってい
た。goo-サンケイスポーツ
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