【社会】埼玉県の教育ゲームに“エロゲー”で県議追及へ★3

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340朝まで名無しさん
 県監修「O157予防ゲーム」
 教材キャラに「成人向け」の過去
 小中学校向け配布を中止
 
 県が監修し、県内の保健所や公立小中学校などに配布されるはずだった教育用ゲームソフト
「O157予防ゲーム(仮題)」で、18歳未満禁止の成人向けゲームにも登場するキャラクターが採用
されていることがわかった。腸管出血性大腸菌O157の予防方法について、クイズ形式で答えな
がら学ぶゲームだったが、指摘を受けた県は監修を取りやめ、配布も中止する。
 ゲームは、県がO157に関する情報を提供し、蓮田市のゲーム会社サーカスが社会貢献の一環
として昨夏から制作。年明けに完成した後は県に完成品を無償提供し、県は保健所や市町村、
教育機関などに配布して、子供たちにO157の知識の普及・啓発に役立てる計画だった。
 問題となったのは、同社が一昨年に制作したパソコン用の成人向け純愛ゲーム「水夏」のキャ
ラクターを使用していたこと。水夏は少女が恋愛を重ねていくストーリーで、成人向けの内容
も含まれていた。同社は今春、一般消費者向けに成人向けのシーンを取り除いたテレビゲーム
版も制作、人気を呼んでいる。
 県は3日に市民からこの事実を指摘されると、6日に教育機関などへの配布の中止を決め、監
修についても8日に白紙撤回した。
 県医療整備課は「一部でも不快な思いをする人がいる以上、中止する」としている。
 しかし、同社は制作を続け市販する予定で「一般向けの方のテレビゲームを土台にしており、
よく出来た作品。内容を見て判断して欲しい」と話している。

                     11月14日朝刊 朝日新聞埼玉版より全文抜粋