【社会】NHKスペシャル「奇跡の詩人」の説明実況3

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414バ課長
今日は2ちゃんを覗けないはずだった。コを早く寝かして金曜日の営みは早めに終わった。
しかし、このところ2時、3時まで起きていることが多くなっていたので、目が冴えて眠れ
なくなってしまい、ここにいる。
で、この件に関連するスレのだいぶ前の方で、“だれか内部告発しないかな”とか、“スタ
ッフもおかしいと思っただろうに”といったレスをつけている人達がいたので、中間管理職
としての経験から、組織というものがどういうものかお話したい。
私はリアルガンダム世代なので、ガンダムを例にとって見る。(ガンダム知らない人、ゴメ
ソ、〜しかし、リアルガンダム世代ってもう30代の半ば前後なのよね)
確か、シャアがジオンクを初めて見たときに、
シャア:「ん、足が無いが?」
技官:「あんなものは飾りです、えらい人にはそれがわからんのですよ。」
というシーンがあったと思う。(記憶に頼っているので少し違うかもしれない)
しかし、偉い人の目を掠めて足の無いモビルスーツをつくってしまうというのは現実にはほ
とんどできない。以下のようになるはずである。

プロジェクトX〜挑戦者たち 立て、ビグザム、巨大モビルアーマー開発秘話
出演者:ドズル中将、ビグザム開発課長、その部下
課長:「閣下、新型モビルアーマーの企画書ができました。ご決裁を。」
ドズル:「ん?このモビルアーマーには足が無いが?」
課長:「宇宙空間ですから、足は必要ありません。ビグロやザクレロにもありませんし。」
ドズル:「しかし、これはソロモン防衛用のハズだ。足は必要だろう。」
課長:「いえ、重力はほとんどゼロですし、いらないと思います。」
ドズル:「やかましい!!俺が足をつけろと言っているんだ、ごちゃごちゃいわずにつけろ!!」
(課長、部屋に戻って)
部下:「どうでした。企画書無事に決裁おりました?」
課長:「どうもこうも、“足つけろ”の一点張りで、怒鳴りまくられたよ、あれじゃドズル
じゃなく、“ドナル”だ、ハッハッハ。」
部下:「…」
課長:「ゴホン!!ま、しかたないな、足つけるか。」
部下:「でも課長、もう我が軍には余分な物資はありません。そもそもこれだってドズル
の道楽みたいなもので、私は反対です。」
課長:「まぁ、お前の言いたいことはわかるが、怒鳴られる俺の立場にもなってくれ。じ
ゃ、こうしよう、腕をとっぱらって、その代わりに足をつけよう。」
部下:「ん〜、しかたないですかねぇ。」
(数日後、ドズルの部屋で)
課長:「閣下、おっしゃる通り、足つけてみました。」(腕とったのバレルかな)
ドズル:「どれどれ、おぉ、良い出来じゃないか。ビグザム量産の暁には、連邦など
ひとひねりだ。」
課長:「…」(だから、その前に物資が足りねーんだよ!!)
415バ課長:02/05/18 00:56 ID:8M3Znui/
また別のパターンでは、

プロジェクトX〜挑戦者たち 史上初、足のないモビルスーツ
出演者:キシリア少将、ジオング開発課長、その部下
課長:「閣下、新型モビルスーツの企画書ができました。ご決裁を。」
キシリア:「ん、足が無いが?」
課長:「あんなのはただの飾りです。え…ごにょごにょ。」
キシリア:「しかし、足が無ければモビルアーマーと区別がつかないじゃないか。ちゃんと
区別つけるために、つけろ。」
課長:「かしこまりました。」(そーゆー問題じゃないと思うけどなぁ)
(課長、部屋に戻って)
部下:「どうでした。企画書無事に決裁おりました?」
課長:「ん〜、足つけろっていわれちゃったよ。モビルアーマーと区別しろとさ。」
部下:「そんな問題じゃないですよね。どうしましょう。もう物資はありませんが。」
課長:「そうだ!!旧ザクの部品が余ってただろう。どうせもう使わないから、あれつけちゃえ。」
部下:「それじゃ強度もブースト力も足りませんよ。」
課長:「だから、キシリアに見せるときだけボルトで軽くくっつけとけばいいだろう。実戦
のときははずせばいい。どうせばれっこないって。」
部下:「さすが課長!!」

以上の例え話で、いかに組織が間違って動いてしまうか、その一端がおわかりいただけた
だろうか。実例をあげてしまうとしゃれにならないので、それはできないが。また、ここ
には描ききれなかったが、課長やその部下の欲、得もからんでくるので、事態はさらに複
雑になる。さらに上記の例で考えてみて欲しいが、うまく行かなかった場合の責任は誰が
どう取る?(とれされる?)これらから、NHK、講談社の内部の動きも類推できると思う。

もしかしてこんな感じなのは、 う ち の 会 社 だ け か ?