MAG・ネット 3月号「アニメミライ」★6

>>148
で、売れても現場に金は入らない。
セーラームーンが二期に入った頃、
請負制作をしていたスタジオライブの芦田豊雄氏が意見を聞きたいということで、
息子さんと知り合いだったこともあって呼ばれて言ったことがある。
その会話の中で
「どんなにセーラームーンが売れても、うちには最初の制作費しか入ってこない。自分たちで版権を持たないと作るだけで終わる」
という言葉が忘れられない。
「東映は版権だけで百年食っていける」と言われている。莫大に儲かるところがある一方、いくらやってもカツカツなところと二極化している。
IGは、自分たちも金を出して版権に関与するようにしているが、それが出来るところはほとんどない。