8/1(日) 21:00〜 22:15 第5回 「日韓関係はこうして築かれた」
1965年の日韓国交正常化の舞台裏に迫る。
最近、日韓両国で外交文書が公開され、日韓国交正常化の背景には当時の
韓国大統領、朴正熙と日本の岸信介元首相との密接な関係があったことが明らかになった。
彼らをつないだのは旧満州国(現中国東北部)での体験だった。
朴は満州軍官学校を首席で卒業。一方、岸は革新官僚として満州で産業化を推進した。
61年、軍事クーデターで権力を掌握した朴が権力の基盤としたのも、旧満州の人脈だった。
政府内は軍官学校出身者が要職を占め"満州人脈"が形成されていった。
さらに大統領となった朴は岸、椎名悦三郎ら日本の満州人脈とつながることで
65年に日韓基本条約に調印し、経済援助を引き出していった。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100801.html