キムチの材料として知られるハクサイだが
日本に入ってきたのは比較的新しく、日清戦争の頃。
だが、そのとき日本に持ち込まれたハクサイは、
あっという間に廃れてしまった。
実は、ハクサイは死ぬほど交雑しやすく、
http://ime.nu/w3.bs-i.co.jp/food/kihon/bn1110.html 隔離育苗が行われるまで、結球型の系統維持など夢でしかなかった。
また、戦後ストマイ(抗生物質)が導入されるまで
ハクサイは軟腐病に罹りやすく、収益率の悪い野菜でもあった。
キムチが、そしてその材料たるハクサイの栽培が
韓国で一般化するのは、上記の問題の解決、
そして、禹長春博士の偉業あってこそ。