1 :
船窓 慈英:
『功名が辻』(NHK出版・前編)脚本の大石静インタビュー
「憲法改正も取りざたされたりして、まさに何が起こるかわからない
世の中で、だから今こそ、反戦の思想は必要だと思って、千代にそれを
担わせているんですけど」
「大石オリジナルはけっこうあって(笑)……信長と濃と光秀は、三角関係のような
感じだったと思いますしね」
テーマは女性と反戦の思想だそうです。
2 :
船窓 慈英:2006/01/29(日) 07:52:27.07 ID:XXgcMk8a
おはようございます
船窓 慈英です。
夜の一時間だけでは自分の意見をまとめられないので
フライング気味に始めます。
3 :
船窓 慈英:2006/01/29(日) 07:52:48.66 ID:XXgcMk8a
ここでドラマ繋がりで言いたい事がある。
少し前にやっていた朝の連続テレビ小説で
「生きているだけで丸儲け」と言っていたが
それを聞く度に嫌な気分になった。
「生きているだけで幸せ」の関西バージョンなんだろうが
似て非なるものである。
それを説明するには自分の体験した事を書いた方がいいだろう。
4 :
船窓 慈英:2006/01/29(日) 07:53:23.84 ID:XXgcMk8a
いろいろ悩んでいた時期に山に登ったんだよ(自殺しようとしてじゃないよ)
雲の上まで行ったんだが、夕日が雲を照らし、とても幻想的な景色になった
そのとき、【宇宙誕生から地球誕生、生命誕生と経た上に
己が存在している確率に愕然とし、
生きている(それらを知覚している)ことに幸せを感じた】
「生きているだけで幸せ」とは畢竟、己の存在を認識すること。
ただそれだけなんだ。
「生きているだけで丸儲け」では「儲けている自分」を認識しているんだ。
ただ「己の存在を認識する」だけでは無く、それを見て「儲けている」と思う自分が居る。
これは何だ? これこそまさに欲望の芽である。
5 :
船窓 慈英:2006/01/29(日) 07:54:03.44 ID:XXgcMk8a
「儲けている」と感じた人間は、次に自己保存(繁殖)の為に快適な環境を求め、富を求めていく。
しかし何もこれが悪いと言っているわけではない。
生きていくためには必要な事であり、それ自体はとても大切な事だ。
ただもし原点の「生きているだけで幸せ」=【宇宙誕生から地球〜己の存在を認識すること】を感じたとしたら
争いは最小限度で止まるだろう。
だか残念な事に今現在、まさに育った「儲けている」が各国の利害の対立を招いているのである。
6 :
船窓 慈英:2006/01/29(日) 07:54:50.52 ID:XXgcMk8a
ここで話を繋げる。
山で一種の悟りを得、幸せになっていた時に地震がきたとしたらどうだろうか?
自分を守る為に、必死で安全な場所を探すだろう。
野獣が襲いかかろうとしていたらどうだ?
負けると分かっていても、必死で抵抗するだろう。
「自分を認識した」そしてそれを続けたい。と思うのもまた欲ではあるのだろうが
これは自然権として保証されているものである。
自衛権とは自然権として、この世に生まれた者全てに与えられているものなんだ。
7 :
船窓 慈英:2006/01/29(日) 07:55:34.68 ID:XXgcMk8a
しかしこれは何も人間だけに与えられたものではないよ。全ての生物だ。
我々は生きる為に動物の命をもらう。
しかし例えば魚を釣る時に、必死で抵抗している魚に対して
「何故抵抗するんだ?不当なことである」とは思わないでしょう?
動物の中には自然権たる自衛権に依って、敵から守る為、体中にトゲをつけたり、
スカンクの様に毒ガスをもったりといった武装するものもある。
これらを一体誰が非難するというのか?誰がそんな大それた事が出来るというのか?
続く・・・
二時間かかって疲れた・・・
8 :
船窓 慈英:2006/01/29(日) 07:56:59.85 ID:XXgcMk8a
テンプレ忘れた
反戦反戦というが、自衛の戦いはある。
アンコールワット、アステカ、いやいや、世界史に詳しい人だったら
侵略されて滅亡した国などというのはそれこそ無数に挙げられるのだろう。
さて、侵略されて反戦というのはどうだったのだろうか?
「戦わないので、どうぞお引き取りください」と言えば済んだのか?
そうすれば彼らは滅亡しなかったとでもいうのか?
9 :
船窓 慈英(先週):2006/01/29(日) 07:58:02.71 ID:XXgcMk8a
確かに憲法改正の目的は九条であろう
しかし考えてみて欲しい
日本国憲法の草案から関わっていたのは誰だったのか?
それはアメリカである。占領軍である
しかも戦いが終わったばかりの状態、
復讐裁判と言われている東京裁判の最中にである
10 :
船窓 慈英(先週):2006/01/29(日) 07:58:31.63 ID:XXgcMk8a
これはどういうことであろうか?
ある人があなたの事をもの凄く憎んでいるとする
その人が作った食事をパクパクと食べられるだろうか?
毒を盛られる事を考えないだろうか?
当時のアメリカは、日本を憎み、そして神風特攻隊の精神を恐れた。
だからこそ九条を我々に寄越したのである
11 :
船窓 慈英:2006/01/29(日) 08:02:38.51 ID:XXgcMk8a
ちなみに言っておくけど
俺は反米じゃないよ
日本の現状に即して考えれば
アメリカとの同盟を破棄するなんて考えられない。
昔は昔、今は今さ
アメリカ無しで国防が出来なくなった理由は
ほとんど日本にある。
後で書くが
「日本の為に戦った軍隊を、野蛮なものと見なした」事を
を受け入れた日本人が悪い
12 :
船窓 慈英(先週):2006/01/29(日) 08:04:04.13 ID:XXgcMk8a
日本国憲法の作成にたずさわったGHQの人たちが
後年インタビューに答えて
「未だにあの憲法をまだ変えずに使っていたのか!」と驚いたそうだ
当たり前である
あの当時は日本を憎んでいても
時間が経てばそのような感情は薄れる
狂っていたのはそれを変えずにいた日本人である
ではどうして変えなかったのか?
13 :
船窓 慈英:2006/01/29(日) 08:04:48.78 ID:XXgcMk8a
>「未だにあの憲法をまだ変えずに使っていたのか!」と
やべ!これ訂正するの忘れてた
14 :
船窓 慈英:2006/01/29(日) 08:13:52.39 ID:XXgcMk8a
マッカーサーも反省
日本の潜在労働者は、量においても質においても、私がこれまで知っている中の最も立派なものの一つである。
しかし、彼らは労働力はあっても生産の基礎素材を持たない。日本には蚕のほかに取りたてていうべきものは何もないのだ。
日本人は、もし原材料供給が断たれたら(経済封鎖されたら)一千万から一千二百万が失業するのではないかと恐れていた。
それ故に、日本が第二次世界大戦に赴いた目的は、そのほとんどが、安全保障のためであった。
(1951年5月3日米上院の軍事外交合同委員会の聴聞会における発言)
ダグラス・マッカーサー(アメリカ、日本占領連合軍最高司令官・元帥)
http://nandakorea.sakura.ne.jp/html/daitoua.html
15 :
船窓 慈英:
20時まであっという間だよ