【断末魔】兵どもの魂の叫び記録スレ21【壮絶】

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不動産市況が悪化するなか、東証2部上場の野村系の中堅証券会社、高木証券(本店・大阪市)が個人投資家向けに販売した不動産投資ファンドをめぐり、一部顧客との間でトラブルになっていることが22日、分かった。
このファンドは、金融庁も「危険度が高い」と認めるハイリスク商品。なのに、営業マンからリスクについて十分な説明がないまま購入、今年8月の償還分では出資金の1割しか戻らなかったという。
怒り心頭の顧客のなかには、訴訟に向け準備を進めている人もいる。

そのハイリスクぶりはこんな感じだ。顧客から10億円、金融機関から30億円を集め、計40億円の不動産投資を行ったとする。
運用期間終了後に不動産価格が20%下落していたとすると、売却額は32億円。
このうち30億円は金融機関への返済に優先的に回され、顧客の手元に残るのはわずか2億円。不動産価格が20%下がると、80%もの損失を被ることになる。

 金融庁証券課も「個人向け金融商品でレバレッジをかけているものは少ない。レジデンシャル−ONEは通常より危険度が高い」というほどのハイリスク商品なのだ。

高木証券はこの商品を2003年6月から07年11月まで、46回にわたって販売し、投資家から総額527億円の資金を集めた。
不動産市場が活況を呈していた当初は10〜8%の運用成績を残していたが、市況悪化後の08年5月償還分で初めての元本割れを起こし、6月分は投資額の3割、7月分は5割、8月分は1割しか戻ってこなかった。

市況が回復しなければ、残り2年半の償還分も同様の事態が予想される。

60代の母親がこの商品に投資したという大阪府内の40代の男性は、こういって憤る。

「母は以前から高木証券で運用していて、別の運用商品が満期になる度にレジデンシャル−ONEを勧められた。
母は『自宅の改築にお金がかかるので安全な商品でないと嫌だ』と言ったのに、営業マンは『これまでは10%の運用成果が出ている』と実績ばかりを強調し、結局、7000万円も購入させられた」

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/business/n_bond__20080923_3/story/22fuji320080922018/