【USD/KRW】韓国経済総合スレNo.132【Won KOSPI】
>セルトリオンは去る1日(現地時間)米国、シカゴで開かれた'米国臨床腫瘍学会(ASCO) 2013'ポスターセッションでロッシュの
抗体乳癌治療剤ハーセプチンとバイオシミラーCT-P6の臨床3上試験を通じて同等性が確保されたという結果を発表したと
3日明らかにした。
>ASCOは全世界臨床専門家2万6000人余りが参加する世界最大の癌臨床関連国際学会で、
素人の方は「学会発表がなされた」と「学会で認められた」を同一視する場合が少なくありませんが、全く別物です。
学会は「新説を発表する場所」ですから発表されただけではまだ何にも言えません。
学会発表は大きく分けて「講演」と「ポスター」になります。
主催者が「有望」と認定し、「活発な討論が予想される」とした発表は「講演」になります。
これは、演者が多くの聴衆の前で規定時間内で発表する物で、会場のスペースと時間の点から数が限られます。
一方、「A1」用紙2枚程度に発表内容をまとめて、体育館とかの壁やパネルに張り付けられるのが「ポスター」です。
「ポスター発表」にも興味深い物はしばしばありますが、3秒以上読む価値が無い物もしばしばです。
よほどへんな物以外は発表出来てしまうのが「ポスター」セッションで、このため「アリバイ」づくりに利用されます。
日本では健康食品系のどーでもいい発表が有名学会にでてたりします。
ASCOの「ポスター」を張るよりもコミケに当選する方が確率的には大変ではないかと。
ポスターセッションに参加したのを誇るのでは、逆に発表ネタが無いと思えます。
>セルトリオンは2010年2月から昨年7月まで総18ヶ国115個の臨床試験サイト ハーセプチンとCT-P6に対する臨床3上試験を
進めた。乳癌患者475人を対象にした臨床試験結果、CT-P6の薬品に対する反応率は57%、ハーセプチンは62%を記録した。
総数が「475」というのも少ないですが、「18ケ国」というのはなんでしょう?一国平均では26人程度ですが?
薬剤の薬効に人種差があると言うのは業界では常識でして、このため発売対象国ごとに治験が必要になります。
同じ薬でもアメリカと日本で成分含有量の異なるのは沢山あります。
「18ケ国」は全てヨーロッパの国でしょうか?
ちなみにアメリカやヨーロッパの治験成績は日本でも補足資料になります。
ですが、いわゆる第三世界の治験は先進国、ヨーロッパ、日本、アメリカでは微妙です。
昨今、インドでの治験はけっこういいとされているようですが、中国の治験は信用度が低いです。
韓国の治験信用度はよくわかりませんが、ほぼ韓国人だけの治験がヨーロッパやアメリカで通るとは思えません。
>セルトリオン側は"CHMPの医学的検討で肯定的な返事を得たし、口頭試問でも問題提起がなかったために今月中に承認が出ると
期待している" と明らかにした。
レムシマの発売準備を行っていないようですから、セルトリオン自身、発売は早くても7月以降と考えているのでしょう。
>キム・ヒョンギ セルトリオン副社長は"製品許可がおりれば現在の保有している在庫は6ヶ月程度なら販売されることができる"
と話した。
「バイオシミラーの消費期限は2年ではなく6年」と言っていたのは誰でしょうか。
恐らく韓国国内では「6年」が通ったのでしょうが、ヨーロッパでは「2年」程度かと。
薬局に渡った時点で消費期限が一年に満たないのは問題ですから、半年以上前の在庫はダメということでしょう。
更に発売されてどれぐらい売れるのかも未知数です。直ぐに飛ぶように売れる可能性は、・・・・・・・・・
つまりセルトリオンが現在抱えているレムシマ在庫の大半は廃棄処分に、・・・・・・・・・・・・・・・・。
包装し直して消費期限付け替えに走る???????