【USD/JPY】ドル円専用スレ Part21538【$\】
青山繁晴
「その彼が非常に正確なメモを、公平にフェアに取ってて、しかもこの、大手民間企業技術系幹部、ね、まどろっこしい、あの、公の公開された会議なのに、何でこんな言い方しなきゃいけないのかと皆さん思うでしょうが、いやもう、圧力がかかるからですよ」
一同
「あ、その方にね…」
青山繁晴
「そうです。あの、僕にもう長年圧力かかってきましたが、その、青山にかけても無駄だってことだんだん分かってきたから、こういうとこにいっぱいかけるわけですよね。で、従ってこの方の発言も、非常にまわりくどく見えるわけですよ。ね。
専門家の会議だからというよりは、やっぱり気を遣って話をしてるんで、これは一体どういう意味なのかというのをですね、皆さんに分かりやすく見ていただきたいんですが。まずね、これを見る前にね、日本にあるメタンハイドレートってのはほんとは2種類あるでしょうと。ね。
で、ます、地層中、もう一回見て下さい、海底からさらに下の地層の中っていうのはですね、これ、カメラ、今、映ってますか?ちょっとアップしてくれますか?」
青山繁晴
「まず太平洋側(フリップ左側)の方ですが、地層中という難しい言葉はですね、こう海底がありますね、その海底のさらに下の方にある、つまり、あの、海底の上には出てませんよってことですね。そしてこれ、点々々って書いてありますが
(イラストの地層中に白い点々が描かれている)、
その通りで、(太平洋側では)メタンハイドレートが、この海底から下の、泥の中で、砂と分子レベルで混じってしまってるんですね」
山本浩之
「ま、それ中にあるんだからそうなんでしょうね」
青山繁晴
「だからこれを、その、水を越えてボーリングしますから、ものすごい金がかかりますが、とってもとってもその泥の中に、どこにメタンハイドレートがあるのかなかなか分からなくて、しかも当然選り分けるから、コストもかかるから実用化できない。
それが太平洋側の、やがてはできますよ?やがては乗り越えれるだろうけども、
当面は大きな技術的な壁だったわけですよ。ところがこの民間企業の人が言ってるのは、ちょっと待って下さいよ、もう1種類あるじゃないですかと。それは日本海側(フリップ右側)です。日本海側はですね、まず海底の上に、これ本当にこういうふうに、
白いメタンハイドレートが露出してるんですよ」
山本浩之
「へえー」
青山繁晴
「だから、つかんで上げるだけです。で、その海底にない物も、海底からごく浅い所にやっぱり、こうやって塊であるんです。だからここ見ていただくと、メタンハイドレートが結晶で存在と。ね。で、もう一回ここ(大手民間企業技術系幹部の質問)
に戻っていただくとですね、
2種類あるでしょう?何でこの太平洋側の、しかもとりにくい方の話だけなんですかと」
山本浩之
「ああ、なるほど」
青山繁晴
「と言ったら、東京大学、ね、僕たちの税金一番使ってる東京大学の準教授が、いや、第一目標は地層中だから、って言ったから、その会議、白けた空気流れたんですよ。特に傍聴者が。何でかというと、何でこっち(太平洋側)なのかって聞いてんのに、
理由も言わずに、第一目標がこっちだからって言われたら、
また始まったとみんな思ったんですよ。そしたら、もちろん頭いいですから、東大の先生ですから、気づいて、その理由を言ってですね。理由は、地層中の方が、開発しやすいというのは、変だけどって言っちゃったわけですよ(笑)」
村西利恵
「自分で…(笑)」
青山繁晴
「はい。ま、僕は、あの、むしろ評価しますね、正直なとこがあるんだと思いますよ(一同笑&ざわ)。で、それだけでも、その、会議の、その、仕切ってる経産省の側、あるいはそれと癒着してる方々はですね、
もうやめたいって雰囲気になったんですが。この人(大手民間企業技術系幹部)頑張ったんですよ」
山本浩之
「だからその、幹部の方は、まどろっこしい言い方してますけども、ものすごく真っ当なことを、そういう席でドーンと言ったわけですよね、つまり」
青山繁晴
「ええ。はっきり言うと、私たち以外でこれ発言したのは初めて見ました」
山本浩之
「ああー、そうですか」