【ニコニコ生放送】FX総合スレ その207枚目

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200Trader@Live!
全国の主要100社を対象に朝日新聞が実施した景気アンケートで、
今の国内景気について「緩やかに回復」「足踏み状態で一部に明るさがある」と答えた企業が合わせて41社にのぼり、
前回の6月調査の19社から倍増した。東日本大震災で後退していた企業の景況感は改善したが、
欧州経済の減速や高止まりする円高など、先行きへの懸念も色濃く出た。

調査は年2回で、今回は11月7〜18日に実施。原則として経営トップに面談した。
現状の景気認識は「足踏み状態」が46社と半数近くを占めたが、「悪化」と「急速に悪化」は前回の計29社から3社へと減少。
東京ガスの岡本毅社長は「生産が回復し、省エネ家電の買い替え需要もある」という。

ただ、先行きについては見方が分かれる。来年3月の景況感を尋ねたところ、「よくなっている」と「改善の兆し」は計38社だが、
「ほとんど変化がない」は44社、「悪化の兆し」と「悪化」は計14社だった。

国内では「復興需要は小さなものが動き出したが、
本格的になるのは来年度以降」(東京製鉄の西本利一社長)といった前向きな要素があるが、
「欧州危機や円高、タイの洪水があり、思ったほどの力強さはない」(日本IBMの橋本孝之社長)
と海外発の要因がどこまで波及するのかが見通せない。

今後の国内景気への懸念材料(二つ選択)は「円高の進行」(62社)と「欧州経済の先行き」(46社)に集中。
6月調査のそれぞれ7社と4社から急増した。
前回多かった「電力不足」は39社から6社に、「福島第一原発事故の影響」は38社から3社に急減した。

野田政権の仕事ぶりは41社が「評価できる」とした。
経済界との対話や環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加の姿勢を重視する声が目立った。(伊藤裕香子)

asahi.com 2011年11月27日1時11分
http://www.asahi.com/business/update/1126/TKY201111260337.html