野村"短期保守的接近..年末2120線反騰可能"
入力:2011-09-27 16:21 /修正:2011-09-27 16:21
ttp://www.hankyung.com/news/app/newsview.php?aid=2011092748516&menu=&sid=0001&nid=900&type=1 野村金融投資は国内証券市場が今年の末までに2120線を回復する事ができると27日展望した。ただし、ヨーロッパ
など対外不確実性に変動性市場の勢いも続く事ができると指摘した。
この日、野村金融投資のキム・ジソン リサーチセンター長は’野村韓国進出30年記念’記者懇談会で"年末の
コスピ指数展望を2120線までに見ている"として"ただし、短期的な観点では現金比重を高めなければならない区間
と判断している"と話した。野村の既存コスピ年末展望値は2200水準だった。
市場の投資心理に対しては相変らずたくさん萎縮した状態だが、最悪の時点は過ぎたとの事がキムセンター長の
説明だ。
キムセンター長は"来年は建設と自動車業種の展望が良い"として"中東等で自国内働き口問題解決を本格化すれ
ば現地に進出している韓国企業らが恩恵を受ける可能性が大きい"と見通した。
しかし、電機電子業種に対しては否定的な 展望を出した。彼は"半導体など電子業種の実績は三星電子程度を
除いてはとても良くないと見る"として"ウォン・円為替劣勢が輸出に役に立つだろうが、グローバルPCやTV需要が
無いと言う事が問題になるだろう"と言及した。
野村金融投資は今年と来年の韓国の経済成長率が各々3.5%と5.0%を記録するものと展望した。企業らの実績増加
率は既存より8.5%下降されると予想した。
クォン・ヨンソン 野村金融投資韓国担当首席エコノミストは"来年には内需と消費、建設投資の部分が非常に肯定
的である"としながら"来年の物価が今年より降りて行けば景気を後押しする政策的な考慮を期待する事もできるだろう"
と説明した。
総選挙と大統領選挙などが集まっている事も景気浮揚には肯定的な要素になる展望だ。クォン エコノミストは"過去
の経験上、1992年大統領選挙を除けば5度の大統領選挙中4度の大統領選挙時期に景気サイクルが右上向き(アップ
サイクル)だった"と話した。
野村金融投資は最近急騰しているウォン・ドル為替レートは長期的な観点で結局はウォン高の勢い基調(為替レート
下落)に転じるものと展望した。
クォン エコノミストは "ファンダメンタルの側面で外国為替危機が発生する可能性は韓国がアジアで最も低い"として
"外国為替危機は1997年のように国際通貨機構(IMF)から資金を借りる代わりに緊縮財政をしなければならない状況で
今とその時は事情が違う"と強調した。ヨーロッパ財政危機が深刻化されても通貨スワップや金利引き下げ、財政支出
拡大等の政策的対応で自己救済策を探す事ができると言う事だ。
ヨーロッパの方面の財政憂慮に対しては国内景気の下方リスクで相当期間作用すると見通した。クォン エコノミストは
"ヨーロッパなど先進国の財政憂慮が下方リスクとして作用するだろう"としながら"基準金利は物価上昇圧力にも来年
2月まで凍結して以後、3.5%に引き上げられるだろう"と予想した。
野村金融投資は1981年3月野村証券ソウル事務所を設立して1995年証券業認可を受けて韓国で営業を始めた。国内
では機関投資家等を対象に営業活動をしている。